PFASとは |
有機フッ素化合物の総称。約4,700種ほどもあるその化合物は熱や水・油に強く、壊れにくいという特徴的な化学的性質を持っており、さまざまな産業分野で使用されています。その中には無害なものと有害なものが含まれています。
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PFASの中で有害なものとは? |
消化剤などに使われる「PFOA」 撥水加工などに使われる「PFOS」「PFHxS」 などと呼ばれる化合物のことです。 |
PFASフリーへの流れ |
- 1、PFASの中には無害なものと有害なものがあります。もちろんこれまでの耐油袋は無害なフッ素化合物を使用していました。
- 2、2009年のストックホルム条約で有害な「PFOS」が規制対象となり、その後有害な「PFOA」も規制対象となっていきます。
- 3、それをきっかけにアメリカの有名企業が無害・有害に関わらず、PFAS全体を廃止すると決定しました。
- 4、全世界的な流れとして、PFASを廃止する方向になっていったのです。
- 5、日本でも、耐油剤メーカー各社がフッ素系耐油剤の製造を終了、今後はPFASフリー耐油紙が標準となります。
※ストックホルム条約(POPs条約)とは、正式に「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」です。環境中での残留性、生物蓄積性、人や生物への毒性が高く、長距離移動性が懸念されるポリ塩化ビフェニル(PCB)、DDT等の残留性有機汚染物質(POPs:Persistent Organic Pollutants)の、製造及び使用の廃絶・制限、排出の削減、これらの物質を含む廃棄物等の適正処理等を規定している条約です。(経済産業省「国際協調と調和の促進」の「POPs条約」の項目より引用。) |
紙製品のパックタケヤマ |
主に手提げ袋や食品などを包む紙製の袋を製造・販売するメーカー。知らず知らずの内に、雑貨屋さんなどで、その製品を手に取っている方もおられるはず。オリジナルの紙袋デザインも行っています。

モロフジではパックタケヤマ製紙袋製品への印刷のご要望も承っております。 詳しくは、画面上部の「オリジナル印刷をご希望の方はこちら」からお問い合わせ下さいませ。
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パックタケヤマのPFASフリー |
有害無害の差なく、PFASを一切含まないもののこと。 パックタケヤマでは「PFASフリー耐油」シリーズとして、「PFASを一切含まない、安心安全な耐油紙袋」を作りました。従来の耐油紙袋のように、通気性があり、蒸気ごもりによるベタベタを軽減し、出来立て食感を維持しやすいなどの良い部分はそのままです。一般的な紙袋と比べ、油染みは大幅に改善されます。
POINT1 PFASフリー 環境負荷の低減、安心安全 POINT2 通気性の確保
出来立て食感を維持しやすい POINT3 油染み改善 一般的な紙袋より油染みしない |
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